2010年12月15日

キングコングin深谷

きのうの「キングコング」本番、無事に終わりました。平日にも関わらずご来場頂いた皆様、ご協力頂いたスタッフの方々に、この場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました!

今回の公演はレクチャーと生演奏付き映画上映の2本立て。大波龍郷さんのレクチャー、マンハッタンの歴史がよくわかっておもしろかったです。

この公演のために映画を何度も何度も鑑賞しましたけど、どうしても登場人物たちに共感することができなくて、特にラストシーンは最初全く音楽が浮かんでこなくて苦労しました。結局のところ、一番共感できたのがキングコングだったんです。なので今回は視覚的な要素をそのまま音で表現するよりも、キングコングの心情に寄り添うような形で音を紡いでいくようしました。

終演後に関係者の一人と熱く語り合っていたときにハッとしたんですが、この作品ではキングコングが一番人間的に描かれているんですよね。時代的に経済成長やら世界恐慌やらの真っ只中だったせいか、人間側の素朴な思いやりとか優しさとかはあまり感じられなくて、特にあのジャングル映画監督なんかエゴ剥き出しでムカついてしょうがなかったんですけど、キングコングの方は良くも悪くも純粋で、ヒロインに対する仕草も愛に溢れていたりして、心を打たれました。なのでラストシーンでリストの愛の夢を使うことは決めてありました。ということでラストシーンは人間サイドを完全に無視した音になっていましたが、あしからず。

写真はこの日限定の、キングコングを意識した飲み物とお菓子です。

キングコング.jpg

posted by eri at 11:30| Comment(0) | 本番 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする